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Message Number.1
加藤雄一様

 オプションマネージメント―。興味深く読まさせていただいております。そのなかで、「明るく、楽しく、生き生き、夢中に、ヤッタゼ!」のスローガンがありますが、その言葉の生まれた背景など、もし差し支えなければお教え願えないでしょうか?

 自分が愚考するに、最後の「ヤッタゼ!」が著者、加藤さんのもっとも言いたいところで、いちばん気に入ってところではないでしょうか?  言い方を変えれば「達成感」でしょうか。我々技術者にとっても「ヤッタゼ!」といえる瞬間が大切ですが、営業がプレゼンテーションで競合に勝った瞬間や、研究開発者が実験に成功した瞬間とかに比べ、インパクトが薄いような気がします。

 作ったものが動いた瞬間がそれに近いかもしれませんが、どちらかと言うと「ドキドキ→ホッ」と表現する感じです。

 この「ドキドキ→ホッ」を「ヤッタゼ!」に変えるために方法を探っていますが、そちらの技術者で「いい事例があるのでは?」と想像します。もしよろしけれは、ぜひとも参考にしたいのですが。

Author's Response
Response Number.1
西上さん、
メールありがとうございました。

 「ヤッタゼ!」は少々品のない言葉使いですが、雰囲気が一番伝わると思って使っています。

 私は学生のころテニスを体育会でやっていましたので、テニスの例でいいますと強い相手に勝ったときに「ヤッタゼ!」といった気持ちになります。
 高い目標を悪戦苦闘しながら達成したときに達成感を感じることが出きるのではないでしょうか?偶然うまくいったり、簡単なので出来たり勝ったりしても達成感はありません。自分に出きるだろうかといった高い目標に果敢に挑戦することが大切なのではないでしょうか。

 大きな目標を達成した時にしか「ヤッタゼ!」がないのでは人生つまらないですよね。ですからその大きな目標を細かくして毎日の目標に組みこみ、それを達成して毎日大きな目標に向かって着々と近づいていることを実感するのも「ヤッタゼ!」ではないでしょうか?

 「オプション・マネジメント」の『Things to do TODAY』を参照して下さい(本では、154ページ)。毎日の小さな成功が大きな目標に向かってのエネルギーの源泉です。
 やりたいことが出来たとき、夢に思っていたことを達成した時などに「ヤッタゼ!」を感じます。やらされている感覚では「ヤッタゼ!」はありません。

会社の為に働く、社長の為に働くといった価値観もあるでしょうが、私が社員に求めたいのは、“自分自身の為に働く”ということです。
 同じような技術の開発が達成できた時でも、社命で取り組んだ場合よりも、「スカンクワークとして会社に内緒で取り組んだ」場合の方が、より「ヤッタゼ!」といった気分になるのではないでしょうか?

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